水漏れが疑われる場合、まず自分でできることとしては、宅内の全ての蛇口を閉めて、水を使っていない状態で、水道メーターを確認することです。水道メーターが回っている場合は、宅内で水漏れが発生していることが確定します。次に、水漏れ箇所を特定するために、宅内の全ての蛇口、トイレ、給湯器などを確認します。目に見える水漏れがないか、注意深く確認しましょう。 しかし、地中の水漏れは、自分で特定することが難しい場合が多いです。そのような場合は、専門業者に依頼して、水漏れ調査を行うことをおすすめします。専門業者は、専用の機材を使って、水漏れ箇所を特定することができます。水漏れ調査には、数万円程度の費用がかかりますが、水漏れ箇所を特定することで、修理費用を抑えることができます。 最も気になる修理費用ですが、水漏れ箇所や、修理方法によって大きく異なります。軽微な水漏れであれば、水道管の一部を補修するだけで済む場合もあり、数万円程度で修理できることもあります。しかし、水道管が広範囲にわたって腐食していたり、水道管全体を交換する必要がある場合は、数十万円以上の費用がかかることもあります。 高額な修理費用を少しでも抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較検討することが大切です。見積もりを依頼する際は、水漏れの状況を詳しく伝え、どのような修理方法があるのか、それぞれの費用はどのくらいかかるのか、詳しく説明してもらうようにしましょう。また、水道局指定工事事業者である業者を選ぶことも重要です。水道局指定工事事業者であれば、安心して工事を依頼することができます。 さらに、火災保険や地震保険に加入している場合は、水漏れによる損害が保険でカバーされる場合があります。保険会社に連絡して、保険金が支払われるかどうか確認してみましょう。