私は、高齢の母のために、浴槽交換をすることにしました。母は、数年前に足を骨折してから、浴槽への出入りが困難になっていました。以前は、私が支えながら入浴させていましたが、私も高齢になり、支えるのが難しくなってきました。そこで、バリアフリー化された浴槽に交換することで、母が安心して入浴できるようにしたいと考えました。 まず、いくつかの業者に見積もりを依頼しました。バリアフリー化された浴槽の種類や機能、費用などを比較検討した結果、手すり付きで、またぎやすい高さの浴槽を選ぶことにしました。工事は、数日間で完了しました。新しい浴槽は、以前の浴槽よりも広くなり、手すりも付いているため、母は安心して入浴できるようになりました。 母は、「お風呂が楽になった。ありがとう」と、とても喜んでくれました。浴槽交換をして本当に良かったと思っています。今回の経験から、高齢者や体の不自由な方がいる家庭では、バリアフリー化された浴槽への交換を検討することをおすすめします。浴槽交換は、単にバスルームをリフォームするだけでなく、家族の生活を豊かにする効果もあることを実感しました。 浴槽交換を検討する上で、気になるのは費用ですよね。浴槽の種類や機能、工事内容によって費用は大きく異なりますが、ここでは、浴槽交換の費用相場を徹底解説し、予算オーバーを防ぐためのコツを紹介します。 浴槽本体の価格は、FRP製の浴槽で10万円～30万円程度、ホーロー製の浴槽で20万円～50万円程度、ステンレス製の浴槽で15万円～40万円程度、人工大理石製の浴槽で30万円～80万円程度が目安となります。システムバスの場合は、50万円～150万円程度が目安となります。 工事費用は、浴槽の撤去・処分費用、給排水管工事費用、電気工事費用、内装工事費用などが含まれます。これらの費用は、工事内容や浴室の状況によって異なりますが、15万円～50万円程度が目安となります。 浴槽交換の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取り、工事内容や費用を比較検討することが重要です。また、不要な機能を省いたり、DIYできる部分は自分で行うことで、費用を抑えることができます。さらに、自治体によっては、浴槽交換に対する補助金制度がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。
